難民居住区で感じたことースタッフの声④

こんにちは。国内事業局に所属しています、日本大学2年の平林明日香です。現在は学生インターンとして活動しています。


今回は、南スーダン難民緊急支援スタッフの声④ということで、

・南スーダン難民居住区に実際に足を運んだときに感じたこと

をお伝えしたいと思います。

photo by Confrontworld
 
今年の春、ウガンダに渡航し居住区に着いて最初に驚いたのは、暑さでした。
聞くところによるとパギリニヤ周辺の気温はその日のお昼過ぎでは37℃くらいあったらしいです。そんな炎天下の下に難民居住区は広がっていました。

 

スコールによる湿気も相まって居住区内は生臭く、ハエが飛び回っており、私の身体にもたくさんのハエがたかって来ました。ひと目見ただけで衛生管理が全く整っていないとわかりました。

 

現地の職員に最初に案内されたのは精神疾患を患う子どもとその家族でした。精神疾患を患う子どもは親からネグレクト(育児放棄)を受けやすく、放置される事が多いそうです。この子どもの見た目に注目すると、衣服はボロボロで身体は完全に痩せこけてしまっていたので、十分な食事が与えられているのか心配になってしまいました。

 

難民の中には、紛争で夫を失った女性や両親を失った子どもなど、稼ぎ手を失ったことで自力でお金を稼いで家族を養わなければならない状況にある人が大勢存在します。
丸一日、パギリニヤ難民居住区を視察しましたが、難民の人々の生活はウガンダのグル市内に住む一般家庭よりも明らかに生活水準が低いと感じました。話によるとある家族の収入は1か月たったの5000UGX(日本円で約140円)だそうです。

 

 

私はこの状況を目の当たりにしたときは、何も考えられませんでした。状況を理解することで頭が混乱していたのかもしれません。
私は帰国してからやっと、生活環境の悪さや満たされないお腹を我慢しながら、子どもたちを養うために働き場所を探す若者に、少しでもサポートしたいと思いました。

 

そして同時に、自分が現地で体感したこと日本の人々に伝えなければいけないという使命感に駆られました。
日本に暮らしている皆様の中でも一人でも多くの人が、遠く離れた南スーダン難民を支援してくれる方法はないかと模索した結果、この緊急支援キャンペーンを行う事になりました。

 

今回のご寄付でいただいたお金はそのまま難民への支援に当てられます。

 

こころよりご支援へのご協力お願いいたします。 また、すでにご協力いただいた支援者様にはスタッフ一同、感謝申し上げます。

 

 

記事執筆: 国内事業局 平林