緊急支援寄付キャンペーンに寄せて―スタッフの声①

 

こんにちは。広報ファンドレイジング局長の林佑紀です。当団体の活動に関心を持ち、このページを見てくださり、感謝申し上げます。私どもの活動を通じて、少しでも多くの人が遠く離れた南スーダン難民の問題、また世界で起こっている不条理な出来事に関心を持ってくだされば幸いです。

 

 

 

「そもそも難民とは何なのか?」「南スーダン難民が置かれている状況は?」

 

と疑問に思う方もいらっしゃると思いますが、上記についてはすでに新着情報に掲載されているので、ぜひ以下のリンクからご覧ください。

 

 

 

あなたは「難民」について語れますか?難民問題と国際社会の取り組み

 

「1日1回しか食べられない」南スーダン難民が人間として最低限の生活を送るために

 

 

この記事では、

 

1. 緊急支援の必要性

2. 日本国内にも衣食住が満たされない方がいるのに、なぜ南スーダン難民を支援するのか

 

 

この2点について、私の見解を述べていきます。

 

まずは1点目の、【緊急支援の必要性】について。

 

私は今春にウガンダの難民居住区を訪れました。その際に感じたことは、彼らの中には「必要最低限の生活」すら送ることの出来ない人々がたくさんいたことです。衣服、食料が足りていないのは当然のこと、日用品も不足しています。日本には強固な社会保障制度がありますが、現地にはそのような制度があるとは思えませんでした。国際機関が分配した物資を、惜しむように使っている様子や、支給された物資を売って得たお金で本当に欲しい物を買っている方々を見て、私たちも彼らが「必要最低限の生活」を送るための緊急支援を実施する必要性を強く感じました。私たちが想像できないような劣悪な環境で、彼らは今も生活しているのです。本キャンペーンで頂いたご寄付は、認定NPO法人「テラ・ルネッサンス」を介して、南スーダン難民に対する支援物資の購入費等、すべての金額が”直接支援”に充てられます

 

 

 

次に2点目【日本国内にも衣食住が満たされない方がいるのに、なぜ南スーダン難民を支援するのか】についてです。

 

大学2年生でこのような活動をしていることもあり、個人的にもよく聞かれることがありますが、この問いに対する僕の答えは以下です。

 

「興味があるから」「自分がやりたいから」

 

え、それだけ?と思われるかもしれませんが本当にこれだけです。もちろん論理的に答えることも出来ます。おおまかに言えば、「日本が戦後の悲惨な状況からここまで発展出来たのは外国が支援してくれたから。世界で有数の先進国となった今、助け合いの精神で他国や困っている人の力になるのは当然のこと」「日本国民としてではなく、地球市民として世界の問題に目を向け、その解決に向けて行動すべき」などです。

 

「日本が津波対策技術を活用し、援助として建築したモルディブの護岸・離岸堤はスマトラ沖大地震の際に3mの津波から島と住民を守った。東日本大震災の際、所得が決して高くないにも関わらず、2日後にはモルディブから約5000万円の資金援助、さらに69万個のツナ缶を送ってくれた」という「助け合い」が目に見える形となった例もたくさんあります。

 

 

ですが、私個人はこれらの理由を述べる時、少々違和感を覚えます。どこか無理やり理論付けているような気がするのです。

 

確かに日本の問題も解決しなければいけません。しかし、私は難民問題に関心があり、解決したいからこの活動をしています。1人ができることは限られています。ただでさえ限られているのに、自分がやりたいこと、興味があることをやらないのはもったいないと思います。1人1人がやりたいことをやって、この世界が少しでも良い方向に向いたら、それは素晴らしいことではありませんか?

 

私は、皆さまと共にこの世界を「不条理のない公正な世界」に変えていけると信じています。

 

 

文責: 広報ファンドレイジング局長 林佑紀